節分会(せつぶんえ)とは立春の前日に災厄を払い、一年の幸福を祈る行事です。「鬼はそと、福はうち」と言いながら豆をまく、ご家庭でもおなじみの行事です。豆まきは悪鬼を払うと言われ、僧侶が炒った豆を鬼の顔に投げつけて目をくらませたという伝説に由来します。 真言宗では、・災厄を逃れて安全に生活する「息災(そくさい)」・福徳を増進させ生活を豊かにする「増厄(そうやく)」・健康を保ち長生きする「延命(えんめい)」などを祈願して護摩を焚きます。