真言宗には、規模はさまざまですが多くの年中行事があります。常楽会(じょうらくえ)もその一つで、お釈迦さまの入滅された2月15日に、その遺徳を 讃歎(さんたん)する法会です。

常楽会では、お釈迦さまの入涅槃の情景をわかりやすく説き、その徳をたたえた「涅槃講式」を読誦するのが法要の中心になっています。

お釈迦さまの入滅の様子、 荼毘(だび・火葬)への悲嘆、涅槃の因縁、 沙羅双樹(さらそうじゅ) の 遺跡(ゆいせき) 、法会の趣旨などが独自の抑揚をつけて唱えられます。

真言宗豊山派HP(http://www.buzan.or.jp/)より、一部引用