10月15日(木)、さくら小学校の4年生の皆さんが、芦沢 康 校長先生・鈴木恵美子先生らと薬師堂に来られました。地域森林環境学習です。当山の住職が散策とお参りとを案内しました。

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『毎年この時期、さくら小の児童の皆さんが来山されます。とても楽しみにしています。

いつも、大人とは違う感性を持つ子供たちに、輝く瞳で見つめられ、大いに刺激を受けております。あらためて新鮮な気持ちになり有難く思います。今年は、校歌にもある「薬師の森」とは?という疑問を胸に来られたようです。さてどのように感じたのでしょうか?』(住職談)

児童の皆さんから、その時の感じたことを俳句にしていただいたのでご紹介します。

薬師堂をうたった俳句

でかい石 はらをあてると 病なし

遠藤 駿

ねがいごと 北山だけの六観音

岩渕桜來

江戸時代 思いをかつぎ 寺つくる

遠藤優雅

お母さん 健康願い ありがとう

大塚優凪

薬師堂 日本遺産だ なっとくだ

原 優樹

ほらがいの 薬師にひびく 会津の音

小島雄星

こまいぬの「阿」形と「吽」形 かっこいい

五十嵐央祐

あまのじゃく ぎゃくのことやり 屋根はまり

渡部希愛

森深く きのこのけむり 遠く飛ぶ

山下冬真

かめちよさん 病をなおした すごい石

小椋優羽

口ひらく こま犬くわえる 宝玉

鈴木克弥

ふたつごの 健康ねがい 母のぼる

磯川瑠那

薬師寺の「一行一字」 不思議だな

赤城陽斗

あまのじゃく 反対のことをし はめられた

雅樂川希衣

こま犬の 玉が動いて とりたいな

目黒結心

薬師寺の 急な階だん 森の中

遠藤叶奈子

※児童のみなさんにもお話はしましたが、ここには「薬師寺」というような寺号(お寺の名前)はありません。この場合「薬師堂」との表記が適当かと思いますが、個人の作品ですので、オリジナリティを重視しそのまま掲載しました。正確には『北山漆薬師堂』といいます。

さくら小学校 4年生